日本老年行動科学会第26回東京大会は白百合女子大学を会場に行います。大会テーマを「Re:ケアと研究の出会い」と設定しました。このテーマに込めた意味は3つあります。

①Resolution（決意）：ケアと研究が出会う大会にしよう。

　第23回東京大会でも私が大会長を務めさせていただきましたが、その際はオンラインでした。第26回大会は完全対面実施として、参加者の方同士が「出会える」機会を創出したいと思っています。

②Remix(リミックス)：ケアと研究が協働する新しいバージョンを模索しよう。

　今大会では、大会企画シンポジウムとして、「日々の実践から研究の知を創り上げよう！―実践報告をしたい「仲間」と出会い、実践報告をするための「つながり」をつくる―」という会員同士の「出会い」にフォーカスした企画をおこなう予定です。地元仙川の「注文をまちがえるカフェ（オレンジデイSENGAWAさん）」とコラボレーションをして、本学会会場内で「出張カフェ」を開催します。当日は実際にカフェで活躍されている方と「出会う」ことができます。個人発表の形式も「出会い」が促進されるように、ブース形式の発表を予定しています。そのブースではポスターを貼っていただいてもいいし、資料や動画に基づいて説明していただいてもいいです。デモンストレーションをしていただいてもいいです。口頭発表・ポスター発表といった形式にとらわれない個人発表にしたいと考えています。

③Reconsider(再検討)：ケアと研究の出会いをもう一回みんなで考えよう。

本大会への参加を通して、1人ひとりが本学会の「ケアと研究の出会い」について考える機会を提供できればと考えています。

　本大会は私にとっても3年ぶりのRetry(再挑戦)の機会です。前回以上に参加者のみなさまに喜んでいただける大会にできるようにしたいと思います。

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